Bird Human

その空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていた

その日のまえに

タイトル : その日のまえに

著者 : 重松清, 文藝春秋, 2005

キーワード : 死, 末期ガン, 短編集

感想

  • 当時の感想
    • 友人が勧めていたので手にとった本。 重松清の短編ということで、涙を期待していたが、全く泣けなかった。 末期ガンがテーマということで、オチのわれてる話をどう料理するのだろうと思っていたが全体としてあまりいい出来では無いと感じた。 テーマがはっきりしているのに、伝えたいことがうまく書けて無くぶれている作品だった。 冒頭の『ひこうき雲』にはドキリとさせられ、印象に残っているが、このテーマのカテゴリに含めなくていいと思った。 結局このテーマがあまり好きじゃなかったのかもしれない。

戯言

当時は、涙も出ないほど切なく深々とこの物語の登場人物に感じ入ってたと信じたい。泣いたっていう感想多いし。

その日のまえに
その日のまえに
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重松 清
文藝春秋
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